会社の歴史

明治24年から大正・昭和・平成と時代のニーズに応え、
地域と共に歩み続けた歴史の一部をご紹介。

当社は、明治24年この久遠(くどう)の地で開業致しました。初代大野吉太郎が富山より来道し久遠場所にて小売業、海産商としての営みが当社の始まりです。

昭和9年、会社法人として合名会社大野吉太郎商店を設立し、海陸問屋として久遠村(現せたな町大成区)を本店に置き、今の青森市函館市旧瀬棚町などに営業所、連絡所を持ち営業を展開しておりました。

時代の流れから営業基盤を道南地区に商売体系も石油販売建設資材販売に力を入れてきました。

初代 大野 吉太郎の時代[大野商店]


●昭和5年頃 久遠村(当社前浜)風景
 
●昭和5年
第10回全国水産食品即売品評会
賞状(2番スルメで2等賞を受賞)
 

●昭和8年 天成丸
昭和初期、大野海産部として青森市安方町に連絡所を持ち本州と北海道の物流を船で営んでおりました。

久遠村からは、あわびなどの海産物を運び、本州からは農作物や物品を運び道南地方に卸売りをしておりました。

二代目 大野 喜三郎の時代[曲キ合名会社 大野吉太郎商店]


●昭和9年 店舗・家屋の新築工事の模様
曲キ合名会社 大野吉太郎商店設立と同時に建設。現在も躯体の大部分は当時のままです。

当社の社屋地下1階部分です。昭和9年当時そのままで現在も社屋を支えております。当時では、この辺では珍しい鉄筋コンクリートを使用しております。

三代目 大野 忠勝の時代[曲キ株式会社 大野吉太郎商店]

  ●歴史を展示した店舗内
建設された当時を思い起こさせる雰囲気のある店舗内。

存在感のある古時計は、昭和10年代、青森連絡所があった頃に2代目の大野喜三郎が青森駅のホームに掛かっていた時計を譲り受けたと聞いております。今尚、当社店舗にて時間の歴史を刻んでおります。

 

応接スペースには、当店の歴史が刻まれた古道具の数々をショーケースにいれて展示しております。

訪れるお客様との間に、ゆったりと和やかな時間が流れます。

四代目 大野 一の時代[現在]